Gtaxは、仮想通貨の損益計算ができるオンラインのツールです。
仮想通貨(暗号資産)の取引をしていると、気になるのが確定申告の損益計算をどうするのかということです。
自分でExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトで損益計算をしようとすると、複雑すぎて挫折してしまった人も多いのではないでしょうか。
Gtaxを利用すると、取引所の取引履歴を取り込むだけで、仮想通貨の損益計算をしてくれます。
しかも、個人の損益計算での利用は無料です。(税理士版や会計ソフトの仕訳データの作成は有料)(2020年11月2日から有料になりました。100件/年までは無料。Cryptactも同じ)
この記事では、Gtaxの新規登録から、使い方・使ってみた感想を紹介します。また、私が以前から使っているCryptact(クリプタクト)との比較もしてみました。
【2022年版】仮想通貨取引所おすすめランキング
おすすめの仮想通貨取引所を紹介します。(2022年現在)
Bybit(バイビット)
仮想通貨の現物取引・デリバティブ取引をするなら「Bybit」がおすすめです。
サーバーが強くて注文が通りやすい。使いやすいUI(ユーザーインタフェース)で仮想通貨トレーダーに人気の取引所です。便利なアプリもあります。
BitDAO(BIT)を保有していれば、IEO(ローンチパッド)に参加できます。
ByFiセンターでは、仮想通貨を預けて増やすことができます。
2021年からは40種類以上の仮想通貨の現物取引もできるようになりました。
Bybitの登録方法・紹介コード・キャンペーンは、以下の記事をご覧ください。
FTX(エフティーエックス)
2021年最も勢いのある仮想通貨取引所が「FTX」です。
取引所トークンのFTT、SolanaブロックチェーンのSOLを取引可能。
FTXのIEO銘柄の多くが高騰し、ATLASが120倍になったことでも話題になりました。
仮想通貨のレンディングやステーキング、NFTなど様々な稼ぎ方ができ、仮想通貨をやるなら登録必須の取引所です。
FTX.comは、2022年4月4日午前9時(東京時間)をもって、FTX Japanに移行しました。 登録画面で「Registrations from Japan are not allowed」とメッセージが表示されますが、登録はできるみたいです。
FTXの登録方法(手数料5%割引)は、以下の記事をご覧ください。
Binance(バイナンス)
アルトコイン現物の取引は「Binance」がおすすめです。
取引所トークンのBNBがDeFiで注目を集め、年初から約10倍になりました。
2021年にイーロン・マスクのツイートで高騰したDOGEも取引可能です。
アルトコインの取り扱い数が多く、現物・デリバティブともに仮想通貨の取引高世界一の取引所です。
バイナンスの登録方法は、以下の記事をご覧ください。
Gtaxの新規登録方法(1分で完了)
Gtaxの公式サイトにアクセスします。「メールアドレス」「パスワード」を入力後、「利用規約に同意」にチェックを入れ、「新規登録(無料)」をクリックします。

登録したメールアドレス宛に登録確認メールが送信されるので、メール内のURLをクリックし、本登録を完了させます。
会員登録はこれだけで完了です。「ログイン」をクリックしてログインしてみましょう。

Gtaxの使い方(仮想通貨の損益計算)
Gtaxに仮想通貨取引所の取引履歴をアップロードしていきます。
上部メニューの「データ取り込み」を選択し、「取引所を選択する」をクリックします。

取引所の一覧が表示されるので、データを取り込みたい取引所を選択し、「確定する」をクリックします。

選択した取引所のファイルアップロード画面が表示されます。アップロードしたいデータを選択し、取引所から取得した取引履歴ファイルをアップロードします。

いままで取引したすべての取引所の取引履歴をアップロードします。(すべての取引所のデータを取り込んでからでないと、正確な計算ができない場合があります)
GtaxにアップロードしたBitMEXの取引履歴の時間がずれている?
海外の仮想通貨取引所BitMEXの取引履歴をアップロードしたところ、日時がおかしくなっていることに気づきました。
こちらはGtaxに取り込んだBitMEXの取引履歴です。

そして、同じ取引のBitMEXの取引履歴がこちらです。

- Gtaxの取引履歴:2019年12月22日 06:01:00
- BitMEXの取引履歴:2019年12月21日 21:01:00
以上のように、Gtaxに取り込んだ取引履歴は、9時間進んでいます。
この影響か、Gtaxの画面上には、「計算に必要な履歴が足りません」と表示され、カーソルを当てると「2018-12-31 03:22:10 btc の保有残高がマイナスの既定値を超えました。」とエラーメッセージが表示されます。

このため、取引所にBitMEXを使っている場合は、現在のところGtaxで正しく損益計算ができない可能性があります。(2019/12/23 現在)
GtaxとCryptactの比較
仮想通貨(暗号資産)の損益計算サービスでは、Gtaxの他にも「Cryptact(クリプタクト)」が有名です。
私はもともとCryptactを使っていたので、GtaxとCryptactを比較してみます。
ちなみにどちらも100件/年までは無料で使えるので、どちらも登録してみて、どっちが使いやすいか比較してみるのをおすすめします。
Gtax | Cryptact | |
---|---|---|
対応取引所数 | 44 | 53 |
対応仮想通貨数 | 1,000以上(2019年12月時点) | 6000 |
利用者数 | 導入事務所100 | 3万人超(2019年12月時点) |
価格データ | 1分ごと | 1分おき |
サポート体制 | 電話・チャット・メール ※一部有料プランのみ | メール |
税理士紹介 | Guardian | コインタックス |
(2021/04/28 現在。公式サイト調べ)
どちらも個人では無料で使えますが、サポートにメールで問い合わせてみたところ、とても丁寧な返事がすぐに返ってきて驚きました。(2020年から無料で使えるのは100件/年までになりました)
GtaxとCryptactの料金プランを比較
Gtaxの料金プランは以下のとおりです。

Cryptactの料金プランは以下のとおりです。

GtaxとCryptactの料金プランを比較してみましょう。
年間取引件数 | Gtax | Cryptact |
---|---|---|
〜100件 | 無料 | 無料 |
〜500件 | 16,500円 | 8,800円 |
〜1,000件 | 16,500円 | 19,800円 |
〜10,000件 | 33,000円 | 33,000円 |
〜50,000件 | 55,000円 | 33,000円 |
〜100,000件 | 7万件超は別途見積もり | 55,000円 |
年間取引件数によってどちらが安いかは異なりますが、おおむねCryptactのほうが少し安くなります。
ただし、〜300件の場合はCryptactが8,800円に対しGtaxが8,250円と安いのと、500〜1,000件の場合もGtaxが安いです。
また、70,000件を超える場合は、Gtaxは別途見積もりが必要になり、Cryptactのほうが安くなることが予想されます。
GtaxとCryptactを実際に使ってみた感想
私はGtaxとCryptact両方のサービスに登録し、使っているすべての取引所の取引履歴をアップロードしました。
Cryptactでは、2018年まではコイン毎の保有残高が、実際の保有残高とピッタリ合っていたのですが、2019年12月現在、0.00248303 BTCだけCryptactの残高が少なくなっていて、原因を調査中です。(ピッタリ合いました)
Gtaxでは、上でも書いたように、Bitmexの取引履歴が9時間足されてアップロードされてしまうため、正しく計算できず、「計算に必要な履歴が足りません」とエラーメッセージが表示されます。
このようにGtaxでは、Bitmexを使っている場合、CSVファイルの日付フォーマットをUTCに手動で変更(9時間遅らせる)してアップロードする必要があります。
実際に使ってみたところ、Cryptactのほうが対応取引所が多いのと、Bitmexの取引履歴を修正する必要がなく、料金も少し安いことから、私はCryptactを使っていくことにしました。
まとめ
仮想通貨の損益計算ソフト「Gtax」の使い方、使ってみた感想とCryptactとの比較を紹介しました。
複数の仮想通貨取引所を使っていたり、取引回数が多い人は、仮想通貨の損益計算を手作業でするのは大変です。
GtaxやCryptactは、取引所の取引履歴をアップロードするだけで、自動で仮想通貨の損益計算をしてくれてるので便利です。
どちらも100件/年までは無料で使えるので、両方使って比較してみるとよいと思います。
確定申告の期限ギリギリから始めると、間に合わない可能性があるので、早めにGtax・Cryptactに登録して、仮想通貨の損益計算をはじめましょう。
【2022年版】仮想通貨取引所おすすめランキング
おすすめの仮想通貨取引所を紹介します。(2022年現在)
Bybit(バイビット)
仮想通貨の現物取引・デリバティブ取引をするなら「Bybit」がおすすめです。
サーバーが強くて注文が通りやすい。使いやすいUI(ユーザーインタフェース)で仮想通貨トレーダーに人気の取引所です。便利なアプリもあります。
BitDAO(BIT)を保有していれば、IEO(ローンチパッド)に参加できます。
ByFiセンターでは、仮想通貨を預けて増やすことができます。
2021年からは40種類以上の仮想通貨の現物取引もできるようになりました。
Bybitの登録方法・紹介コード・キャンペーンは、以下の記事をご覧ください。
FTX(エフティーエックス)
2021年最も勢いのある仮想通貨取引所が「FTX」です。
取引所トークンのFTT、SolanaブロックチェーンのSOLを取引可能。
FTXのIEO銘柄の多くが高騰し、ATLASが120倍になったことでも話題になりました。
仮想通貨のレンディングやステーキング、NFTなど様々な稼ぎ方ができ、仮想通貨をやるなら登録必須の取引所です。
FTX.comは、2022年4月4日午前9時(東京時間)をもって、FTX Japanに移行しました。 登録画面で「Registrations from Japan are not allowed」とメッセージが表示されますが、登録はできるみたいです。
FTXの登録方法(手数料5%割引)は、以下の記事をご覧ください。
Binance(バイナンス)
アルトコイン現物の取引は「Binance」がおすすめです。
取引所トークンのBNBがDeFiで注目を集め、年初から約10倍になりました。
2021年にイーロン・マスクのツイートで高騰したDOGEも取引可能です。
アルトコインの取り扱い数が多く、現物・デリバティブともに仮想通貨の取引高世界一の取引所です。
バイナンスの登録方法は、以下の記事をご覧ください。
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