仮想通貨の損益計算サービスCryptact(クリプタクト)がBybitとAPI連携できるようになりました。
Cryptactでは、2021年9月9日より、API連携による取引履歴の取得機能が追加されました。
今までは、取引所から取引履歴ファイルを一旦ダウンロードしてから、Cryptactにアップロードする必要がありました。
それが、API連携機能の追加により、取引所から取引履歴をいちいちダウンロードしなくても、Cryptactで損益計算ができるようになり、便利になりました。
bybitのAPIでは「現物」での現物取引履歴のみ取得可能です。デリバティブ取引での取引履歴は、今までどおりファイルでのアップをしなければなりません。
この記事では、CryptactとBybitをAPI連携する方法を解説します。
BybitのAPIキー取得方法
まず、Bybitの取引履歴のAPIキーを取得する方法を解説します。
Bybitにログインし、右上の人型アイコンにカーソルを合わせ、、「API」をクリックします。
「資産の安全のため、APIキーは作成時に一度だけ表示され、その後非表示になります。安全な場所へ保管してください。」と表示されます。「理解しました」をクリックします。
「新しいキーの作成」をクリックします。
「新しいキーの作成」画面で以下の情報を入力し、最後に右上の「送信」をクリックします。
- 名前(任意の名前を入力)
- 「読み取り専用」にチェック
- タイプ「現物」の「トレード」にチェック
- 「APIキーへのIPアクセス」で「IPすべて IPに接続しない場合、有効期限は3ヵ月です」にチェック
Google二段階認証コードを入力し、「確定」をクリックします。
作成されたAPIキーとAPIシークレットキーをメモ帳などにコピペして保存します。
以上でBybitのAPIキー取得が完了しました。
続いて、CryptactからAPIを連携しましょう。
CryptactとBybitをAPI連携する方法
Cryptactにログインし、左メニューから「取引履歴一覧」をクリックし、右上の「取引履歴追加」をクリックします。
「取引所にAPI接続する」をクリックします。
API接続をする取引所を選択します。「Bybit」をクリックします。
「BybitのAPIキーを追加する」をクリックします。
Bybitの「APIキー」と「シークレットキー」を入力し、「送信する」をクリックします。
CryptactとBybitのAPI接続が完了しました。
新たに取引をした場合は、「同期する」をクリックすると、新しい取引のみ反映されます。自動で同期はされないので、新たに取引をしたら同期をしましょう。
まとめ
CryptactとBybitをAPI連携する方法を解説しました。
Cryptactでは、2021年9月9日より、API連携による取引履歴の取得機能が追加されました。
API連携に対応している取引所は、以下の8つです。(2021年12月21日現在)
- Binance(バイナンス)
- Bybit(バイビット)
- bitbank(ビットバンク)
- FTX(エフティーエックス)
- Zaif(ザイフ)
- AscendEX(アセンドイーエックス)
- BITTREX(ビットトレックス)
- DeCurret(ディーカレット)
API連携を一度しておくと、取引履歴を取引所からいちいちダウンロードしなくても最新の履歴を取り込めるので便利です。
私は、Bybitのほかに、Binance、FTXも使っていて、これらの取引所がAPI接続に対応したので使いやすくなりました。
取引履歴の件数も多く、DeFi機能も使いたかったので、アドバンスドプランにアップグレードしました。
Cryptactは、API連携機能が追加されてますます便利になり、仮想通貨の損益計算・確定申告に欠かせないサービスです。
まずは無料アカウントを作成し、試してみてください。
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