Cryptact(クリプタクト)は仮想通貨(暗号資産)の損益計算ツールです。
年末になってきて気になってくるのが、仮想通貨の確定申告。
- 複数の仮想通貨取引所を使っていて、どれくらい利益があるのかわからない
- 確定申告をする必要はあるのか
- 今年中に損益を確定したほうがいいのか
など、気になっている方も多いでしょう。
Cryptactは、仮想通貨(暗号資産)の損益計算が簡単にできる便利なツールです。
この記事では、Cryptact(クリプタクト)を使って、仮想通貨(暗号資産)の損益を計算する方法について解説します。
Cryptact(クリプタクト)とは?
Cryptact(クリプタクト)は、仮想通貨(暗号資産)の損益計算ツールです。
国内外21箇所の取引所、2,000種類以上の仮想通貨(暗号資産)に対応。しかも、無料で使えます。(2018/12/29 現在)
対応取引所数33社、対応済コイン数2,800以上に拡大していました。(2019/03/24 現在)
2021年1月12日現在、43の取引所、5002の仮想通貨(暗号資産)に対応しています。
損益計算完了まではたったの4ステップ。
- 会員登録
- アップロードボタンをクリック
- 取引所を選択
- CSVファイルをアップロード
これだけで損益計算を自動でしてくれます。
Cryptact(クリプタクト)の有料・無料版の違い
Cryptact(クリプタクト)の有料・無料版の違いを解説します。
無料プランでは、年間取引件数が100件までとなります。また海外取引所の履歴がアップロードできるのがライトプラン以上となります。
よって、年間取引件数が100件以上あるか、海外取引所での取引がある人は必然的に有料プランが必要です。
ちなみに私はライトプランを契約しています。
2020年の途中まで無料で使えていたので、最初有料になったときは「高いな〜」と正直思ったのですが、こんな便利なサービスがなくなったら確定申告が本当に大変になってしまうので、有料でもちゃんと利益を出して続けてほしいです。
Cryptact(クリプタクト)対応取引所一覧
Cryptact(クリプタクト)に対応している取引所は以下の46箇所です。(2021年1月12日 現在)
- bitFlyer
- BitMex
- Bybit
- Coincheck
- GMOコイン
- Zaif
- AAcoin
- Aidos Market
- Binance
- bitbank
- Bitfinex
- BitMax.io
- BITPoint
- Bitrue
- Bittrex
- Bit-Z
- BlockFi
- BTCBox
- c0ban
- Changelly
- Coinbase
- Coinbase Pro
- CoinEx
- CoinExchange.io
- CoinOn
- CROSS exchange
- Cryptopia
- DMM Bitcoin
- Fisco
- FTX
- Ginco
- HitBTC
- Huobi
- Kraken
- KuCoin
- Liqui
- Liquid
- Mercatox
- Midex
- Nexo
- Poloniex
- SpectroCoin
- STEX
- TAOTAO
- Tidex
- TradeSatoshi
Cryptact(クリプタクト)の登録方法
Cryptact(クリプタクト)はメールアドレスのみで簡単に登録できます。
Cryptact(クリプタクト)の登録手順
Cryptactの公式サイトにアクセスし、画面上部の「tax@」をクリックします。
少し画面をスクロールしたところにある、「ログイン・無料登録はこちら」をクリックします。
画面右上の「新規登録」をクリックします。
ユーザー登録画面で、「ユーザー名」「メールアドレス」「パスワード」を入力し、「利用規約に同意する」「I’m not a robot」にチェックを入れ、「登録」をクリックします。
登録メールアドレス宛に確認メールが届くので、「メールアドレスを確認」をクリックして、メールアドレス認証を完了させます。
「登録メールアドレスが正常に認証されました」と表示されます。
これでCryptact(クリプタクト)の新規登録が完了しました。
2段認証設定の手順
続いて、二段階認証の設定もしておきましょう。
ログインして、画面右上のユーザー名にカーソルを合わせるとメニューが表示されるので、「設定」をクリックします。
セキュリティ項目の2段認証設定の「編集する」をクリックします。
「2段認証コード設定」をクリックします。
2段階認証アプリでQRコードを読み取り、アプリに表示されるトークン(6桁の数字)を入力し、「確認・保存」をクリックします。
これで2段階認証設定が有効になりました。
Cryptact(クリプタクト)の使い方
Cryptact(クリプタクト)の利用の流れは以下のとおりです。
- 取引所から取引履歴をダウンロードする
- 取引履歴をアップロードする
- 未分類取引を解消する
それでは、順番に見ていきましょう。
まずは各取引所から取引履歴をダウンロードします。
ここではビットコイン取引量世界1位のBitMEXと国内主要取引所を例として取引履歴のダウンロード方法を説明します。
BitMEXの取引履歴CSVファイルのダウンロード方法
BitMEX(ビットメックス)にログインして、画面上部の「アカウント」をクリックします。
左メニューから「残高」をクリックし、「CSV形式で保存」をクリックします。
bitFlyerの取引履歴CSVファイルのダウンロード方法
bitFlyer(ビットフライヤー)にログインして、左メニューの「お取引レポート」をクリックします。
お取引レポートのダウンロード画面が表示されます。
取引状況に応じて、必要なファイルをダウンロードします。
- FX/先物取引がない場合:①「すべてのお取引」のみダウンロード
- FX/先物取引がある場合:②「すべてのお取引」「Lightningの全履歴」「証拠金の履歴」「充当履歴」の全部をダウンロード
Coincheckの取引履歴CSVファイルのダウンロード方法
Coincheck(コインチェック)は取引履歴のファイルが6つに分かれています。
以下の取引履歴があります。
- 「コインを買う」の履歴
- 「コインを売る」の履歴
- 「取引所」の履歴
- 「クレジットカードで買う」の履歴
- 「コインを貸す」の履歴
- 「コインを送る」の履歴
取引がない場合はダウンロードするリンクが表示されず、そのファイルは不要です。
ここでは、「コインを買う」の履歴を例にダウンロードの仕方を説明します。
「コインを買う」の履歴
画面上部の「ウォレット」クリック、左メニューの「コインを買う」をクリックしたのち、右下の三角ボタンにカーソルを合わせ、「CSVとしてエクスポート」をクリックします。
Zaifの取引履歴CSVファイルのダウンロード方法
Zaif(ザイフ)では、取引の種類に応じて3種類のファイルがあります。
- Zaif 現物取引の履歴
- Zaif 信用取引の履歴
- Zaif ログインボーナス
Zaif 現物取引と信用取引の履歴
Zaifにログインして、画面上部メニューの「アカウント」をクリックします。
「各種サービス」⇒「取引履歴CSV」の順にクリックし、「他の年を選択」で年を選択します。
「現物取引」と「信用取引」のZIPファイルが現れるので、ファイル名をクリックしてダウンロードします。
ファイル名の右側に表示されている「ZIPパスワード」を入力してファイルを解凍します。
Zaif ログインボーナス
Zaifにログインして、画面上部メニューの「アカウント」をクリックします。
「ボーナス」⇒「ボーナス獲得」の順にクリックし、画面下の「csv download」をクリックします。
Cryptact(クリプタクト)にCSVファイルをアップロードする
Cryptactにログインし、画面上部のメニューから「tax@」をクリックし、「ファイルをアップロード」をクリックします。
(2回目からは、右上のアップロードボタンをクリックして取引履歴をアップロードします)
取引所を選択する画面が表示されるので、取引所を選択します。ここではBitMEXを例に説明します。
取引所からダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップします。
タイムゾーンは、ダウンロードする際、PC環境や設定により自動で決定されます。ダウンロードしたファイルの日付がどのタイムゾーンなのかを確認して選択します。(ちなみに私の場合、取引履歴は日本時間になっていました)
タイムゾーンで「日本時間((UTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyo)」を選択して、「アップロード」をクリックします。
これでアップロードは完了です。
自動で損益が計算されて表示されます。
まとめ
仮想通貨の税金計算をサポートしてくれるツール「Cryptact(クリプタクト)」の使い方を紹介しました。
仮想通貨取引、とくにビットコインFXなどをしていると、取引の回数が多くなるので、手動で計算しようとすると本当に大変です。
Cryptact(クリプタクト)は、国内外主要取引所43箇所に対応し、取引履歴のCSVファイルをアップロードするだけで、自動で損益を計算してくれるので、本当にありがたいですね。
仮想通貨の税金計算はよくわからないからと放っておいたら、あとで大変なことになるので、しっかりと損益計算をし、確定申告を忘れないようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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