仮想通貨(暗号資産)のレンディングで得られた2021年10月分の金利を発表します。
仮想通貨投資は値動きが激しくて株式投資よりも危険だ、と思われている方も多いと思います。
たしかに、仮想通貨を売ったり買ったりして差額を取るトレードは難しく、それなりにリスクも大きいです。
しかし、仮想通貨投資には、トレーディングだけでなくいろいろな方法があります。
その一つであるレンディンング(貸暗号資産)は、値動きを気にすることなく、仮想通貨を貸し出すことで金利を得ることができます。
この記事では、仮想通貨(暗号資産)のレンディングで1か月どれくらいの金利がもらえたのかを解説します。
GMOコイン貸暗号資産の金利
GMOコインの貸暗号資産は、暗号資産(仮想通貨)を貸し出すことで、貸し出した暗号資産(仮想通貨)の数量に応じた貸借料を受け取れるサービスです。
受け取れる貸借料は、GMOコインの公式サイトのシミュレーションで確認できます。
たとえば、年率3%コース(3ヶ月)で5 BTCを貸し出した場合、償還時に受け取れる貸借料は0.03698630 BTC(253,122円相当)です。(2021年11月2日現在)

これは3か月分の賃借料なので、1か月分にすると84,374円です。
実際は、貸借料を受け取った時点のビットコインのレートで金利を計算すべきなのですが、10月は受け取り日ではないため、上記を10月に受け取った金利として計算します。
FTXレンディングの金利
FTXでは、保有しているコインをレンディングすることで、1時間ごとに金利を得ることができます。

FTXレンディングで2020年10月に得た金利は以下のとおりです。
Coin | Lending Size | 10月分の金利 | 日本円換算 |
---|---|---|---|
USD Tether (USDT) | 49,922.09413000 USDT | 369.80839611 USDT | 41,459円 |
Bitcoin (BTC) | 2.00617300 BTC | 0.00243214 BTC | 17,060円 |
合計 | 58,519円 |
FTXレンディングで1か月で受け取った金利は、58,519円でした。
あと、FTXではUSDもレンディングしていますが、少額なので今回の計算には含んでいません。
Bybitローンチプールの金利
Bybitのローンチプールでは、保有資産を預け入れると、新たなトークンを受け取ることができます。

2021年10月にBybitローンチプールで受け取った金利は以下のとおりです。
プロダクト | 預入資産 | 10月分の金利 | 日本円換算 |
---|---|---|---|
BIT Pool V1 | 13,085.85 + 102.76 BIT | 102.76 + 38.27 – 13.14 = 127.89 BIT | 39,390円 |
BIT Pool V2 | 13,226.88 + 103.74 BIT | 103.74 + 4.48 = 108.22 BIT | 33,331円 |
合計 | 236.11 BIT | 72,721円 |
Bybitローンチプールで1か月で得られた金利は、72,721円でした。
これだけの金利をもらえたのは、BybitでBITのローンチプールが開始されて第一弾・第二弾だったので、ボーナスタイムで金利が高かったためです。
ステーキング総額が増えていくにしたがって利回りも下がってきているので、今後もこの報酬が貰い続けられることはなさそうです。
GMOコイン貸暗号資産・FTXレンディング・Bybitローンチプールの金利1か月分の合計は?
GMOコイン貸暗号資産・FTXレンディング・Bybitローンチプールで受け取った1か月分の金利の合計は以下のとおりです。
場所 | 10月の金利 |
---|---|
GMOコイン貸暗号資産 | 84,374円 |
FTXレンディング | 58,519円 |
Bybitローンチプール | 72,721円 |
合計 | 215,614円 |
2021年10月に受け取った金利の合計は、215,614円でした。
Bybitローンチプールが始まったばかりで金利が高かったこともありますが、1か月で20万円以上の金利を得られたことは、自分でも計算してはじめてわかって驚きました。
まとめ
仮想通貨(暗号資産)のレンディングで1か月どれくらいの金利がもらえたのかを解説しました。
1か月で合計215,614円の金利を獲得することができました。
なぜこの記事を書こうと思ったのかというと、「仮想通貨は値動きが激しいから投資するのは危険だ」と思っている人に、仮想通貨は値幅を取る以外にもいろいろな稼ぎ方があることを知ってほしかったからです。
たしかに、レンディングにはカウンターパーティーリスク(取引所が倒産するなどのリスク)がありますが、銀行の普通預金の何倍もの金利を得ることができます。
仮想通貨には、レンディングの他にもIEO・IDOに参加する、DeFiでの流動性の提供など、トレード以外にもたくさんの稼ぐ方法があります。
ただよくわからない、怖いからという理由でスルーしてしまっては、非常にもったいないと思います。
仮想通貨はまだ新しい分野でチャンスもたくさんあるので、ちゃんと勉強して投資する価値は、十分あると思います。
一緒に勉強をして、資産を増やして自由に生きられるよう頑張っていきましょう!
【2022年版】仮想通貨取引所おすすめランキング
おすすめの仮想通貨取引所を紹介します。(2022年現在)
Bybit(バイビット)
仮想通貨の現物取引・デリバティブ取引をするなら「Bybit」がおすすめです。
サーバーが強くて注文が通りやすい。使いやすいUI(ユーザーインタフェース)で仮想通貨トレーダーに人気の取引所です。便利なアプリもあります。
BitDAO(BIT)を保有していれば、IEO(ローンチパッド)に参加できます。
ByFiセンターでは、仮想通貨を預けて増やすことができます。
2021年からは40種類以上の仮想通貨の現物取引もできるようになりました。
Bybitの登録方法・紹介コード・キャンペーンは、以下の記事をご覧ください。
FTX(エフティーエックス)
2021年最も勢いのある仮想通貨取引所が「FTX」です。
取引所トークンのFTT、SolanaブロックチェーンのSOLを取引可能。
FTXのIEO銘柄の多くが高騰し、ATLASが120倍になったことでも話題になりました。
仮想通貨のレンディングやステーキング、NFTなど様々な稼ぎ方ができ、仮想通貨をやるなら登録必須の取引所です。
FTX.comは、2022年4月4日午前9時(東京時間)をもって、FTX Japanに移行しました。 登録画面で「Registrations from Japan are not allowed」とメッセージが表示されますが、登録はできるみたいです。
FTXの登録方法(手数料5%割引)は、以下の記事をご覧ください。
Binance(バイナンス)
アルトコイン現物の取引は「Binance」がおすすめです。
取引所トークンのBNBがDeFiで注目を集め、年初から約10倍になりました。
2021年にイーロン・マスクのツイートで高騰したDOGEも取引可能です。
アルトコインの取り扱い数が多く、現物・デリバティブともに仮想通貨の取引高世界一の取引所です。
バイナンスの登録方法は、以下の記事をご覧ください。
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