楽天証券が2023年4月13日、楽天カードクレジット決済のポイント進呈率を引き上げることを発表しました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など手数料の安い投資信託の場合、これまで0.2%だったポイント進呈率を0.5%(楽天カード)、0.75%(楽天ゴールドカード)、1%(楽天プレミアムカード)に2023年6月買付分から引き上げられます。
今まで楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立をしていた場合、楽天カードから楽天キャッシュをチャージすると、チャージ額の0.5%の楽天ポイントがもらえていましたが、これからは楽天カードで直接投信積立を決済しても同じ0.5%のポイントがもらえます。
そこで、この記事では、楽天証券の投信積立を楽天キャッシュ決済から楽天カード決済に変更するのはいつがいいかを解説します。
13日より前に楽天キャッシュ残高キープチャージの設定を解除する
楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立をやめる場合、まず、残高キープチャージの設定を解除します。
楽天証券の投信積立は、毎月13日~15日のいずれかの日に、翌月の積立金額を楽天キャッシュ残高から引き落します。
よって、13日より前に残高キープチャージの設定を解除しておくと、いまある楽天キャッシュ残高を使い切ることができます。
楽天キャッシュ残高キープチャージの設定を解除する方法は以下のとおりです。
画面上部のメニューから「つみたてNISA」・「積立設定」をクリックし、楽天キャッシュチャージ方法の「設定」をクリックします。
チャージ方法の「変更」をクリックします。
「設定を解除する」をクリックします。
確認画面が表示されるので、もう一度、「設定を解除する」をクリックします。
「残高キープチャージ設定を解除しました」と表示されます。
以上で楽天キャッシュ残高キープチャージ設定の解除が完了しました。
楽天キャッシュ決済の積立設定はいつ解除する?
楽天キャッシュの積立設定は、13日~15日に楽天キャッシュ残高が引き落とされたのち、16日以降に設定するのがオススメです。
こうすることで、楽天キャッシュ残高を使い切ったのち、楽天カード決済でつみたてNISAの積立を開始することができます。
楽天キャッシュ決済の積立設定を解除する方法
「つみたてNISA」→「積立設定」から解除するファンドの「解除」ボタンをクリックします。
解除内容の確認画面で、取引暗証番号入力を入力し、「解除する」をクリックします。
積立設定の解除が完了しました。
楽天カード決済でつみたてNISAの積立設定をする
楽天キャッシュ決済の積立設定を解除したら、楽天カード決済で積立設定をしましょう。
「ファンドを探す」から「eMAXISSlim」と検索し、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選択し、「一括積立注文へ」をクリックします。
引落方法と積立指定日の選択で「楽天カードクレジット決済」を選択します。
積立金額の設定で「毎月の積立金額」を入力します。
分配金コースは「再投資型」を選択していますが、eMAXISSlimは分配金がないのでどちらを選んでも同じです。
「目論見書の確認へ」をクリックします。
目論見書を確認し、「同意して次へ」をクリックします。
注文内容を確認し、取引暗証番号を入力して、「注文する」をクリックします。
積立設定が完了しました。
まとめ
楽天証券の投信積立を楽天キャッシュ決済から楽天カード決済に変更するのはいつがいいかを解説しました。
まとめると以下のとおりです。
- 13日までに残高キープチャージの設定を解除
- 毎月13日~15日のいずれかの日に、楽天キャッシュ残高から引き落し
- 16日以降に楽天キャッシュ決済の積立設定を解除・楽天カード決済の積立設定
13日~15日に楽天キャッシュ残高が引き落される前に楽天キャッシュ決済の積立設定を解除してしまうと、残高が残ってしまうので注意しましょう。
ここまで書いて思ったのですが、通常の楽天カード決済の場合はポイント進呈率が0.5%で、現在の楽天キャッシュ決済の場合と変わらないので、支払いをシンプルにしたい場合以外、とくに変更の必要はありません。
今後もポイント進呈率は変わる可能性があるので、楽天カード決済のほうがポイントが多くもらえるようになるまでは、いまのまま楽天キャッシュ決済で問題ないでしょう。
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