UE5(Unreal Engine 5)やCG制作をするために、MSIの「Cyborg-14-A13VF-4001JP」を買いました。
初めてのゲーミングノートPCだったので、買うまでにいろいろと調べました。
この記事では、「MSI Cyborg-14-A13VF-4001JP」を買った理由やUE5で使えるかを解説します。
MSI Cyborg-14-A13VF-4001JPの基本スペック
「Cyborg 14 A13V」シリーズは、必要な性能・機能をコンパクトかつ特徴的なデザインの本体に詰め込んだ14インチモデルです。
「第13世代インテル® Core™ i7 プロセッサー」と「GeForce RTX™ 40 シリーズ Laptop GPU」の組合せで、PCゲームをフルHD解像度で快適にプレイできます。
GPU・メモリ・SSDなどの違いにより、複数のモデルがあり、主な型番は以下です。
型番 | Cyborg-14-A13VF-6003JP | Cyborg-14-A13VF-4001JP | Cyborg-14-A13VF-4164JP |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Pro | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 14インチ、WUXGA(1,920×1,200)、 ノングレア、144Hz | 14インチ、WUXGA(1,920×1,200)、 ノングレア、144Hz | 14インチ、WUXGA(1,920×1,200)、 ノングレア、144Hz |
CPU | インテル® Core™ i7-13620H 10コア(6P+4E)16スレッド | インテル® Core™ i7-13620H 10コア(6P+4E)16スレッド | インテル® Core™ i7-13620H 10コア(6P+4E)16スレッド |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6 | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6 | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6 |
メモリ | 32GB(16GB ×2)DDR5 | 64GB(32GB ×2)DDR5 | 16GB(8GB ×2)DDR5 |
SSD | 1TB(M.2 NVMe) | 1TB(M.2 NVMe) | 1TB(M.2 NVMe) |
買えるショップ | 公式オンラインショップ「MSIストア」、楽天、Amazonなど | 公式オンラインショップ「MSIストア」、楽天 | アプライド、エディオン、ソフマップなど |
公式ショップの価格 | ■期間限定SALE価格(~9月30日まで) 通常販売価格 199,800円(税込)→177,800円(税込) | ■期間限定SALE価格(~9月30日まで) 通常販売価格 229,799円(税込)→207,799円(税込) | ¥179,800(税込)(エディオン) |
他にもGPUが「GeForce RTX™ 4050」「GeForce RTX™ 3050」、SSDが「512GB(M.2 NVMe)」のスペックを落としたモデルもあるのですが、今回は省きました。
「GeForce RTX™ 4060」以上、SSDが「1TB(M.2 NVMe)」以上は欲しいと思ったからです。
それぞれ、買えるショップが異なります。
私は、メモリ 32GB・SSD 1TBのスペックが1番高いモデルを選びました。
それでも20万円ちょっとなので、ゲーミングノートPCとしてはリーズナブルです。
MSI Cyborg-14-A13VF-4001JPを選んだ理由
1番の決め手は、ゲーミングノートPCでは珍しい14インチ・軽さ1.6kgで持ち運びがしやすいということです。
15.6インチ・2kgを超えてくると、持ち運びはできないことはないですが厳しくなります。
GPUは、GeForce RTX™ 4070がよかったのですが、「Cyborg 14 A13V」シリーズは、GeForce RTX™ 4060までしかなく諦めました。
14インチでRTX 4070搭載のゲーミングノートPCは、ASUSの「ROG Zephyrus G14」など、あるにはあるのですが、価格が30万円以上になります。
RTX 4060・メモリ 32GB・SSD 1TBの「MSI Cyborg-14-A13VF-4001JP」でも大抵のゲームはプレイ可能なので、価格が20万円台のCyborgを選びました。
MSI Cyborg-14-A13VF-4001JPでUE5は使える?
私が今回ゲーミングノートPCを買いたいと思った1番の理由が、UE5(Unreal Engine 5)を使いたいと思ったからです。
MacでもUE5は使えることは使えるのですが、一部使えない機能があったり、GPUを搭載していないため、WindowsのほうがUE5を使うのに適しています。
では、UE5の推奨スペックを見ていきます。
Operating System | Windows 10 64-bit version 1909 revision .1350 以上、または 2004 / 20H2 revision .789 以上。 |
プロセッサ | Quad-core Intel または AMD、2.5 GHz 以上 |
メモリ | 8 GB RAM |
グラフィックカード | DirectX 11 または DirectX 12 対応のグラフィック カード |
RHI バージョン | DirectX 11: 最新ドライバー DirectX 12: 最新ドライバー Vulkan: AMD (21.11.3+) と NVIDIA (496.76+) |
けっこう低スペックでも動くようですが、Nanite や Lumen など Unreal Engine 5 のレンダリング機能を最大限に活用するには、こちらページの「UE5 レンダリング機能の要件」を参照してください。
また、UE5の推奨スペックを調べていて1番参考になったサイトでは、以下のスペックを推奨しています。
- CPUは、12-Core CPU @3.4GHz以上で、具体的には、最低でも「Intel Core i7 12700K」や「Ryzen 9 5900X」あたりのものかなと思います。
- メモリは、最低でも32GBで、欲を言えば、64GB以上。
- GPUは、RTX 4080 SUPER または AMD Radeon 6700XT あたりで、どちらかと言えば、RTXなのかなというのが個人的な見解です。
RTXは3000番台でも問題ないですが、今買うのであれば最新世代の4000番台が良いでしょう。
今回買った「MSI Cyborg-14-A13VF-4001JP」は、こちらの推奨スペックには、GPUが若干足りませんが、初めてのゲーミングPCということもあり、価格を20万円台前半で抑えたかったので妥協しました。
まとめ
初めてのゲーミングノートPCに「MSI Cyborg-14-A13VF-4001JP」を買った理由やUE5で使えるかを解説しました。
GPUは最新のものほどよく、RTX 4070以上がよかったのですが、14インチ・20万円台前半という条件ではなかったので、RTX 4060の「MSI Cyborg-14-A13VF-4001JP」にしました。
価格が約20万円でメモリが最初から64GBなのは、他のゲーミングノートPCにはない強みです。
本体重量が1.6kgなのは、ゲーミングノートPCでは最軽量クラスです。
またPCが届いたらレビューをしてみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント