昨日の自分を殴ってやりたい。昨日はFTX騒動を受けて、以下の記事を書きました。
念の為、ビットコインをGMOコインへ退避させたものの、「まあ、天下のFTXだし倒産はないだろう」とたかを括っていました。
これが最大の失敗でした。
FTXがBinanceに買収される?
状況を変えたのは、11月9日午前1:09のCZの以下のツイートです。
「今日の午後、FTX が私たちに助けを求めてきました。かなりの流動性クランチがあります。ユーザーを保護するために、 http://FTX.comを完全に取得し、流動性の危機をカバーすることを意図して、拘束力のない LOI に署名しました。近日中に完全な DD を実施する予定です。」
(Google による英語からの翻訳)
サム・バンクマン・フリードもほぼ同時刻に以下のツイートをしました。
「1) こんにちは: いくつかお知らせがあります。
事態は一巡し、 http://FTX.comの最初と最後の投資家は同じです: http://FTX.comのバイナンスとの戦略的取引について合意に達しました (保留中の DD など)。」
(Google による英語からの翻訳)
なんと、FTXがBinanceに助けを求めて、BinanceがFTXを買収することに合意したというのです。
これを受けて、ビットコイン・FTTは一旦反発したものの、その後大暴落しました。
ビットコインは19,000ドルを割りました。
FTTは20ドルに噴き上げたあと、なんと一時2.7ドルまで下落しました。
FTXは出金を停止中
FTX公式からのアナウンスはありませんが、現在FTXでは出金できない状況が続いています。(11月9日11:24現在)
昨日の記事でも書いたように、私は一昨日ビットコインは出金したものの、ETHとUSDは残していました。
これは「まさかFTXは大丈夫だろう」という慢心とFTX Earnの8%利回りに目が眩んだ結果です。
今まで散々クリプトの崩壊を見ているのに、すぐに逃げなかったのが今回の最大の反省点です。
まとめ
今回のFTX騒動により、一夜にして仮想通貨業界の勢力図が塗り替えられました。
BinanceのCEOのチャンポン・ジャオ(CZ)によるFTXへの攻撃によって、FTXは取り付け騒ぎになり、FTXはBinanceに助けを求めたことにより、最終的には買収の合意に至りました。
11月7日の攻撃開始からまる2日でFTXは陥落しました。
自分から攻撃を仕掛けておいて、泣きついてきたところを買収で合意というのは、強かさに恐怖を感じました。
この一連の騒動のおかげで、仮想通貨市場は大暴落し、多くの個人投資家の資産が毀損しました。
多くの人を巻き込むことなく、両取引所CEOによる話し合いで解決できなかったのかと疑問が残ります。
なんにせよ、ひとつの中央集権取引所に資産を預けておくことがリスクだということが浮き彫りになりました。
今後は、ハードウェアウォレット、複数の取引所に資産を分散して管理していこうと思います。
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2022年11月15日追記:
FTX騒動は、その後、FTXのCEOのサム・バンクマン・フリード(SBF)氏が自身が立ち上げたヘッジファンドのアラメダ・リサーチが出した損失の補填などに、FTXの顧客資産を流用していたことが発覚。
バイナンスに買収を打診しましたが、バイナンスは手に負えないとし、買収は成立しなかった。
11月11日、FTXは連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請し、SBFはCEOを辞任しました。
11月15日現在、FTXJPの顧客資産は日本円・仮想通貨とも出金不可となっています。
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