eBayで販売した商品の返金をPayPal(ペイパル)でする場合、通常PayPalの残高から支払いを行います。
しかし、出金してしまっていたりして、十分な残高がない場合、返金を実行することができません。
そこでこの記事では、PayPalで支払いをするための十分な残高がない場合の2つの対応方法を解説します。
日本のPayPalアカウントに資金を追加することはできない
eBayで返金があった場合、PayPalに十分な残高があれば、その残高から支払われます。
しかし、PayPalの残高を出金してしまったりして、十分な残高がない場合は、返金ができません。
クレジットカードや銀行口座を登録していても、そこから返金の支払いに充てることはできません。
じゃあ、残高に入金したらいいのかとういと、なんと、日本のPayPalアカウントに入金することはできないのです。(PayPalのヘルプを参照)
実際に返金をしてみると、以下のエラーメッセージが表示されます。

「この支払いを完了するための十分な残高がありません。資金を追加または銀行口座を追加して承認します。」
このエラーメッセージだけを見ると、資金を追加または銀行口座から振込ができそうですが、このエラーメッセージはは英語版から翻訳された内容で、日本のペイパルでは、他の資金からチャージすることは一切できません。(PayPalカスタマーサービスに確認済み)
PayPalの残高がない場合に返金する2つの方法
PayPalに十分な残高がない場合に返金する方法を2つ紹介します。
- 他のバイヤーからの入金を待つ
- バイヤーのPayPalアカウントに支払いをする(受け取り手数料が発生)
1つ目は、eBayで他のバイヤーが商品を購入して入金してくれるのを待つ方法です。
この方法のメリットは、手数料がかからないことです。デメリットは、入金がいつあるかわからないということです。
毎日のように商品が売れているセラーならすぐに残高が貯まるかもしれませんが、毎日は売れていないセラーなら残高が返金金額まで貯まるのに時間がかかってしまいます。
返金はスムーズにしないとクレームになってしまうかもしれません。
2つ目は、バイヤーのPayPalアカウウトに直接支払う方法です。
この方法のメリットは、PayPalの残高がなくても、PayPalに登録したクレジットカードや銀行口座から支払いができることです。デメリットは、受け取りに手数料がかかることです。
海外送金手数料は1回あたり499円です。さらに、外貨のお取引にかかる通過換算手数料が以下のとおりかかります。
送金側が負担する場合 | 4% |
受け取り側が負担する場合 | 3% |
以上、PayPalの残高がない場合に返金することができる方法の説明でした。
まとめ
PayPalに十分な残高がない場合に返金する方法を2つ紹介しました。
- 他のバイヤーからの入金を待つ
- バイヤーのPayPalアカウントに支払いをする(受け取り手数料が発生)
すぐに返金金額以上が他のバイヤーから入金されるセラーは1の方法、それ以外の方は2がオススメです。
なるべく早く返金対応することでバイヤーからのクレームを避けましょう。
参考になりましたら幸いです。
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