『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』の読書感想(書評)です。
先日、こんなツイートをしました。
朝はウォーキング(52日目、38分)からスタート。
DaiGoさんの「一度読んだら忘れない3つの読書術とは?」をYouTubeで聴きながら。
・目次を見て何を書いているか予想する(クイズ)
・自分なりの言葉で感情を入れた要約をする
・自分の書いたメモを見てクイズにして思い出す#おはよう戦隊0808— Mana@ブログアクセス激減中 (@mana2_0) August 7, 2019
ということで、今回読んだ、『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』を忘れないようにこの読書術で読んでみました。
この記事では、『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』の読書感想(書評)をまとめます。
『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』を読んだ理由
NHKの「みんなで筋肉体操」という番組が話題になっています。
先日シーズン3が放送されていました。
実は私は見たことがないのですが、最近筋トレを始めたこともあり、どんな内容なのか気になっていました。
今度本になるみたいなので、気になる人は買って読んでみてください(私も読む予定)。
この「みんなで筋肉体操」に出演・メニュー監修をした谷本 道哉さんが書いた本が『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』です。
この本が先に発売されることを知り、筋トレだけでなく、自己啓発的な内容も含まれていそうだったので、「正しい筋トレの知識」と「筋トレをするモチベーション」を得たいと思い、この本を読みました。
『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』の感想・要約
この本は1章から3章までが、筋トレに関する知識や筋トレをする理由、心構えについて書かれています。
第4章では、実際に筋トレのやり方が書かれています。筋トレは器具を使わない自重トレについて書かれています。マシンを使った筋トレのことは書かれていないので注意が必要です。
第5章では、筋トレに大事な食事の知識について書かれています。
以下で、私が読んで良かったと思ったところを感想を添えて紹介します。
筋トレは短時間集中で行う
私自身も、1回のトレーニング時間は20分です。タイマーをセットして「あと20分しかできません」というところから始めます。
筋トレは短時間でもしっかり追い込めば効果があると知れたことが、本書を読んで一番よかったことです。
では、短時間って具体的にどのくらい?というと、著者は1回20分でトレーニングを行なっているといいます。
私自身、スポーツジムに行って、6種目のマシンを10回ずつやるとだいたいそれくらいの時間です。
終わったあとのストレッチや行き帰りの時間も含めると、1時間弱のこのくらいの時間が平日に筋トレをする限度と思っていたので、この時間でも効果のある筋トレを知れたことがよかったです。
本書で紹介されている自重トレーニングは5分で終わるので、さらに短い時間でできます。
質の低い100回よりも、質の高い10回を行う
ラクなやり方で何十回も行うよりも、しっかりと10回行うほうが効果は上がります。胸が床につくまでしっかり下ろす。体はまっすぐにして腰から上だけの動作にしない。そうすれば、10回ほどでも胸が張り裂けるほどの刺激を得られます。
ここがこの本で一番言いたかったことではないかと、個人的には思っています。
腕立て伏せでも腹筋でも100回するのは大変な苦痛だし、時間もかかります。
しかし、しっかり10回することで100回する以上の効果が得られるのなら、時間も短くてすむし嬉しいですよね。
私もこのことを頭に入れて、筋トレマシンで10回のセット数を増やすより、10回1セットを集中して正しい姿勢で行おうと思いました。
ただし、腕立て伏せの場合、10回でそこまで本当に追い込めるのか、というのは疑問が残りました。どれだけしっかり下げて胸を床につけて、秒数をかけても、10回でそこまで追い込めないと思います。
これは腕立て伏せをしっかり10回できない人向けの説明で、しっかり10回できるようになったら、それ以上の効果を得るには、マシンなどで負荷をかけないと10回で最高の効果を得るのは難しいのではないかなと思いました。
フォームを守ったうえでオールアウトまで追い込む
きちんと強い刺激を筋肉に与えられるフォームを守ったうえで、回数を伸ばすようにしましょう。そのような方法でオールアウトまで追い込んでください。オールアウトとは「もうこれ以上、1回もできない」というところまで追い込むことです。
やはりこれ以上できないというところまで追い込むことが効果的なんですね。
10回程度でオールアウトする負荷で行う方法が効果が高いとのことです。
本書では、以下の自重トレのやり方が説明されています。
- 腕立て伏せ
- スクワット
- タオルローイング
- ニーアップクランチ
- スーパーマン
- (体幹トレーニングのペンギンポーズ)
自重筋トレメニューは5種目+体幹トレーニングで、これをAとBの2つに分けて実践します。
「スクワット+腕立て伏せ」(Aメニュー)と「タオルローイング+ニーアップ+スーパーマン」(Bメニュー)のどちらかを日ごとに変えて、1週間にそれぞれ2〜3回程度になるようにします。
これなら1日5分程度でできるので、習慣化しやすいと思いました。
まとめ
『世界のビジネスエリートの常識 人生を変える筋トレ』の読書感想(書評)をまとめました。
重要なのは、
- 短時間集中
- 質の低い100回よりも、質の高い10回
- オールアウトまで追い込む
ことだと学びました。
ひとつ残念だったのは、著者自身が1回20分で行なっているというトレーニングのメニューが紹介されていないことです。
5種目の自重トレが紹介されていましたが、一般的な読者がやるメニューとしての紹介だったので、筆者自身が毎日このメニューをしているのか、また、ほかに筋トレマシンでトレーニングなどをしているのか書かれていませんでした。
「みんなで筋肉体操」を見て、著者のような体を作りたい、と思って本を買ったとしたら、そこらへんが疑問になるのではないかと思いました。
ただし、筋トレに対するモチベーションは上がったし、筋トレと食事の正しい知識を知ることができたので、筋トレ初心者としては、始めたてのこのタイミングで読んでよかったです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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