こちらの記事は、2020年3月18日発売のMacBook Airについて書いたものです。
2020年11月11日発売のApple M1チップ搭載MacBook Airについては、以下の記事をご覧ください。
2020年3月18日、Appleが新型「MacBook Air 2020」を発表しました。
価格も安くなり、CPUの性能が2倍、ストレージも256GBからと倍増、キーボードも新型のシザーキーボードを採用。
これだけ見てもめちゃくちゃ欲しくなる内容です。
私は現在「MacBook Pro 2015、13.3インチ、SSD 512GB」を使っていて、なにも不便を感じていないのですが、さすがにそろそろ5年になるし、本気で買い替えも検討する時期にきました。
とはいえ、MacBook ProからMacBook Airに替えて本当に大丈夫なのかちょっと心配です。
そこで、この記事では、MacBook Air 2020が5年前のMacBook Proと比べてどう進化したか、MacBook Proから買い替えても満足できそうかを調べます。
MacBook Air 2020年モデルをMacBook Pro 2015年上位モデルと比較
MacBook Air 2020をMacBook Pro 2015(上位モデル)と比較してみます。
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)のモデルには、プロセッサ・ストレージがそれぞれ「2.7GHz – 128GB」・「2.7GHz – 256GB」・「2.9GHz – 512GB」があり、一番上位の2.9GHzのモデルと比較します。
MacBook Air 2020 | MacBook Pro 2015(2.9GHz) | |
価格 | 104,800円 | 208,800円 |
ディスプレイ | 13.3インチRetinaディスプレイ(2,560 x 1,600ピクセル) | 13.3インチRetinaディスプレイ(2,560 x 1,600ピクセル) |
CPU | 1.1GHzデュアルコアIntel Core i3(第10 世代) | 2.9GHzデュアルコアIntel Core i5(第5世代) |
ストレージ | 256GB PCIeベースSSD(最大2TB) | 512GB PCIeベースSSD(最大1TB) |
メモリ | 8GB 3,733MHz LPDDR4Xオンボードメモリ(最大16GB) | 8GB 1,866MHz LPDDR3オンボードメモリ(最大16GB) |
バッテリーと電源 | 最大11時間のワイヤレスインターネット 30W USB-C電源アダプタ、USB-C電源ポート | 最大10時間のワイヤレスインターネット 60W MagSafe 2電源アダプタ、MagSafe 2電源ポート |
サイズと重量 | 高さ:0.41~1.61 cm 幅:30.41 cm 奥行き:21.24 cm 重量:1.29 kg3 | 高さ:1.8 cm 幅:31.4 cm 奥行き:21.9 cm 重量:1.58 kg2 |
グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics | Intel Iris Graphics 6100 |
充電と拡張性 | Thunderbolt 3(USB-C)ポート x 2 3.5mmヘッドフォンジャック | MagSafe 2電源ポート Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 2 USB 3ポート(最大5Gbps)x 2 HDMIポート 3.5mmヘッドフォンジャック SDXCカードスロット |
Touch ID | Touch IDセンサー | なし |
明らかにMacBook Air 2020のほうが優れているところに黄色マーカーを引きました。
まず、価格が約半分です。メモリも高速なものになっていたり、バッテリーの持ちがよくて軽いのもいいですね。
上の表は、MacBook Air 2020の下位モデルとMacBook Pro 2015の上位モデルを比較しました。
MacBook Air 2020上位モデルだと価格が134,800円になりますが、CPUがCore i5のクアッドコアになったり、ストレージが512GB SSDになったり、かなりパワーUPします。
次は、上位モデルを選んだうえ、オススメのカスタマイズをしたうえでの価格を比較します。
MacBook Air 2020上位モデルのおすすめカスタマイズ
Apple公式サイトからMacBook Airの「購入」をクリックすると、まずはモデルを選択するページが表示されます。

- スペースグレー
- ゴールド
- シルバー
から色を選択します。
- 1.1GHzデュアルコアCore i3プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)、256GBストレージ、Touch ID、¥104,800 (税別)
- 1.1GHzクアッドコアCore i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.5GHz)、512GBストレージ、Touch ID、¥134,800 (税別)
からモデルを選択し、「選択」をクリックします。

カスタマイズのページが表示されます。

カスタマイズできるのは、以下の項目です。
- プロセッサ
- 第10世代の1.1GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.5GHz)
- 第10世代の1.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz) +¥15,000 (税別)
- メモリ
- 8GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ
- 16GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ+¥20,000 (税別)
- ストレージ
- 512GB SSDストレージ
- 1TB SSDストレージ+¥20,000 (税別)
- 2TB SSDストレージ+¥60,000 (税別)
- キーボードの言語
- バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
- バックライトMagic Keyboard – 英語(米国)
- その他(英語(英国) 、中国語、韓国語、スペイン語)
黄色マーカーはオススメのカスタマイズです。
メモリは多いほうが動画編集など重たい作業をするときにもたつかずにすむのと、あとから追加はできないので16GBを選びました。
ストレージは外付けHDDを使うので512GBあれば大丈夫です。
キーボードは表記がすっきりしている英字配列のUSキーボードを選択。(JISキーボドと価格は同じ)
いまも外ではUSキーボードのMacBook Pro、家ではJISのワイヤレスキーボードを使って作業をしていますが、特に違和感なく意識しなくても両方使えています。
以上のカスタマイズをして価格は、¥154,800 (税別)(税込み170,280円)です。

まとめ
MacBook Air 2020があまりにも魅力的だったので、MacBook Pro 2015上位モデルから乗り換えても問題ないのかを比較して調べてみました。
MacBook Air 2020の上位モデル(¥134,800 (税別))を選ぶことで、ストレージ512GB SSD、メモリ8GBなどほぼ同等のスペックになり、さらにCPUは4コア(MacBook Pro 2015は2コア)になるので、単純にスペック比較してもほぼ負けません。
さらにメモリを16GBにカスタマイズすることで、動画編集などでも快適に使えそうです。
ちょっと前のMacBook Pro以上の性能にMacBook Airの薄さと軽さで、この価格なら買いでしょう。
久々にAppleの発表でほしいと思えるMacBook Airが発表されたので紹介しました。
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