2020年4月24日から、日本郵便が新型コロナウイルス蔓延にともない、「米国宛て国際郵便物の一時引受停止」を行いました。
これによって、eBay.comに出品していた人は、DHLなど別の運送会社を使うか、ストアをバケーション設定にして休止するか、はたまたeBayストアをいったん解約して国際郵便が再開されるのを待つか、を選ばなければならなくなりました。
ちなみに、アメリカのeBay.comに出品している場合、アメリカを配送除外国に指定することはできません。販売を続ける場合、アメリカに商品を送れる設定にする必要があります。
そこでこの記事では、eBayストアを解約した場合にかかる手数料と解約方法を画像付きで解説します。
eBayストア解約手数料(年間契約の残り料金の3分の1)
eBayストアには月毎の契約と年間契約の2種類があります。
年間契約を途中で解約する場合、早期解約料がかかります。
eBayストアの早期解約料は、「(契約の残りの月数×月額契約料金)÷3」で計算されます。
料金体系は以下のとおりです。(詳しくはeBayストア購読の利用規約を参照)

残りの契約月数は、「Subscriptions」ページから確認できます。
「Renewal date」が次の更新日です。

eBayストア解約の方法
「Subscriptions」ページへアクセスし、「Cancel subscription」をクリックします。

確認画面が表示されます。「Confirm cancellation」をクリックします。

キャンセルすると以下の割引はなくなります。(ベーシックストアの場合)
- 月250品の無料出品
- 「Collectibles」「Fashion」カテゴリーでの月250品の無料オークション出品
- Final Value Feeの割引
eBayストアをキャンセルした場合、解約した月の月末まで、現在契約しているストアの特典を受けられます。
翌月から、新しい出品にはストア特典なしの標準料金を支払います。
手続きが完了すると、「Your eBay Subscription plan was cancelled at your request(あなたのeBayサブスクリプションプランは、リクエストによりキャンセルされました)」という件名のメールが届きます。
もう一通「Your eBay Subscription plan will be cancelled and your Store will be closed(eBayサブスクリプションプランはキャンセルされ、ストアは閉鎖されます)」という件名のメールも届きます。
こちらのメールには、「ストアの設定は30日間保存されるため、気が変わった場合は簡単にストアを再開できます」と書かれており、ストアを再開するためのリンクも記載されています。
「Subscriptions」ページを表示すると、「Expiration date(有効期限)」が表示されていました。

ストアを再開させる場合は、有効期限が切れたあと、再度契約しましょう。
まとめ
eBayストアの解約にかかる手数料と解約方法を解説しました。
新型コロナウイルスの影響を受け、日本郵便がとうとうアメリカ宛て国際郵便の引き受けを停止しました。
いつ再開するかもわからないので、eBayストアをいったん解約したいという人もいるでしょう。
eBayストアを年間契約している場合、早期解約料が「(契約の残りの月数×月額契約料金)÷3」(残りの契約期間の3分の1)かかります。
私はたまたま5月1日が契約開始日だったので、4月末で解約したら、早期解約料がかかりませんでした。
しかし、残りの契約期間が多く残っている場合は、最大でベーシックストアで$87.80(約1万円)、プレミアムで$239.80(2.5万円)、アンカーで$1,199.80(13万円)、エンタープライズで$11,999.80(130万円)の早期解約料がかかるので注意しましょう。
eBayストアの早期解約料については、いまのところ新型コロナウイルス対策で割引になるといった情報は出ていません。
eBayストアのバケーション設定については以下の記事をご覧ください。
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