eBayリターンリクエストでバイヤーがダメージレポートを出してくれないときの対処法【イーベイ輸出】

eBayでバイヤーがダメージレポートを拒否eBay

eBayで海外販売をしていると、バイヤーからリターンリクエスト(返品要求)を受けることがあります。

たとえば、商品が壊れて届いた場合や、注文と違う商品だった場合です。

EMSや国際eパケットなどの国際郵便で発送した場合、輸送中に商品が壊れた場合、通常は保険が適応されます。

ただし、保険を受け取るためには、バイヤーからダメージレポートといって、「壊れて届きました」という報告を現地の郵便局にあげてもらわなければなりません。

そして、このダメージレポートがネックになって、保険金を受け取れないという事例がかなりあるようです。

この記事では、私が実際にeBayのバイヤーがダメージレポートを出してくれなかった場合に、どのように対応したかをまとめます。

eBayで商品が壊れて届いたのにバイヤーがダメージレポートを提出してくれない

今回は、商品が届いて、良いフィードバックももらって一安心していたころに、突然、リターンリクエストを開かれました。

リターンリクエストが開かれると、以下のような4つの選択肢が表示されます。

  • 返品を受け入れる(返送用ラベルを発行する)
  • 全額返金する
  • 一部返金を提案する
  • バイヤーにメッセージを送る

まずは、バイヤーに連絡を取って、詳しい状況を聞きます。

今回は中古のゲーム機本体が動作しないとのことで、動作確認もしていたので、おそらく輸送中に壊れたのだと思われます。

バイヤーには、メッセージを送って、何度もダメージレポートを提出してもらえるよう願いしましたが、結局出してもらえませんでした。

「保険を請求するのはあなたで私には関係ない。着払いで返品するので早く返送用ラベルを発行しろ」といった態度です。

確かにバイヤーからすると、商品が壊れて届いたことで怒り心頭なのに、さらにダメージレポートを提出する手間をかけるのが嫌だという気持ちはわからないではないです。

セラーからすると、保険金が下りなければ、往復の送料(今回は16,000円くらい)と、商品代金(今回は約6万円)を失うので、協力して欲しいところですが、世の中そんなにいい人ばかりではありません。

やり取りしている間に、eBayにケースを上げられて、eBayからは「4日以内に支払い済みの返送用ラベルを発行しないと、商品を返品しなくてもバイヤーの勝ちにして全額返金します」という内容のメールがきました。

eBayのケースで負けた場合、セラーレベルに「Cases closed without seller resolution(セラーの解決によらないケース終了)」という悪い評価がついて、これが全取引の0.30%以上あると、「Below Standard(標準より悪いセラー)」として、eBayでの販売が厳しくなります。

0.30%というと300件の取引のうち、1件でも「Cases closed without seller resolution」があると、「Below Standard」になる計算です。

このようにeBayでは、ケースを解決しないセラーをとても厳しく取り締まっています。

eBayではこのようなケースの場合は、ほぼセラーに勝ち目はありません。仕方なく、保険金はあきらめて、返送用ラベルを発行することにしました(泣)

eBayさん! 商品が壊れて届いた場合は、ダメージレポートを提出するのはバイヤーの義務にしませんか? かなり泣き寝入りしているセラーは多いと思いますよ!!

eBayのリターンリクエストで返送用ラベルを発行する方法

日本郵便のEMSや国際eパケットでは、返送用ラベルを発行することができないので、

  • DHL
  • ZipX(日本郵便の越境EC事業者向け海外返品配送サービス)

といったサービスを利用して返送用ラベルを発行することになります。

DHLは、契約している必要があることや、アメリカから日本への送料は割引がきかずかなり高いということもあって、今回初めてZipXを利用することにしました。

ただし、ZipXのデメリットとしては、海外のZipX倉庫に返品商品が到着した時点でeBayでは返品が完了したと見なされるので、6営業日以内に返金する義務が生じます。

つまり、実際には日本には返品商品が届いていない段階で、返金しなければならない可能性があるということです。

実際に海外倉庫から日本までどれくらいの期間がかかるかは今回初めて使うのでわからないですが、わかり次第、この記事に追記しようと思います。

ZipXは、2017年12月1日から開始された比較的新しいサービスであるため、ググってもあまり評判や使い方の説明が出てきません。

ZipXの使い方や実際に返送用ラベルを発行する手順については別の記事にまとめます。

まとめ

eBayのリターンリクエストでバイヤーがダメージレポートを出してくれないときの対処法についてまとめました。

結論をまとめると、

  • ダメージレポートを提出してくれない場合は、日本郵便の保険は支払ってもらえない
  • eBayでケースをあげられると、4日以内に返送用ラベルを発行するか、送料をバイヤーに支払わなければならない
  • バイヤー有利でケースが閉じられた場合は、バイヤーが商品を返送しなくても強制返金される
  • セラーの解決によらずケースが終了したら、セラーのアカウントにディフェクト(悪い評価)がつく
  • セラーの解決によらないケース終了が0.30%以上あると、セラーアカウントが「Below Standard」になって、eBayでの販売が厳しくなる

ということになります。

つまり、バイヤーがダメージレポートを提出してくれない場合は、セラーは往復の送料を負担し、壊れた商品を送り返してもらう必要があり、日本郵便の保険も適用されないという非常に厳しい状況になります。

このようなことを考えると、eBayでは失ってしまうと大打撃になるような金額の大きな商品は扱わないほうが良いかもしれません。

万が一、商品の全額を失っても耐えれるくらいの商品に絞るのが今のところできる唯一の対応策です。

イーベイ・ジャパンの方もダメージレポートを提出してくれないバイヤーがいたり、海外の郵便局自体がダメージレポートの存在を知らずに提出を拒否されるケースがあることを認めていました。

これからeBayがより安心して販売できる場所になるためにも、ぜひ輸送中に壊れた場合は、バイヤーにダメージレポートの提出を義務付ける制度などを整えて欲しいものです。

徹底したセラー保護がAmazonに対抗できる唯一の手段だと思うんですけどね。ちなみにAmazonは徹底してバイヤー有利です。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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